Archive for the '和菓子(wagashi)' Category

Published by itouya on 16 1月 2011

太郎庵さんの詰め合わせ



会津若松市にある太郎庵の詰め合わせ。
贈り物で頂きました。
和菓子も洋菓子もあり、懐かしい感じさえするバラエティーです。

Published by itouya on 03 11月 2010

切腹最中のおみやげ



以前にご紹介した切腹最中をおみやげでいただきました。
包装紙には、忠臣蔵のお話も。
あいかわらずの、あんと求肥のあま〜いハーモニーに、疲れがいやされました。
新正堂

Published by itouya on 04 10月 2010

さが錦というお菓子



「さが錦」
サイトでは「和と洋が織りなす味のハーモニー」とうたっています。
佐賀県の友人から、冷やして食べるとおいしいよ、とアドバイスを添えていただきました。
和菓子のようでもあり、洋菓子のようでもある、やさしい味わいでした。

さが錦は村岡屋さんの商品
サイトは
村岡屋

Published by itouya on 20 7月 2010

水ようかん

梅雨明けで暑さ到来。和菓子だと水羊羹が涼しげですね。
「水羊羹」をご紹介します。

『和菓子の世界』より
 暑さが厳しくなれば、のどごしもさわやかな水羊羹に涼を求めたくなる。水羊羹は通常の羊羹よりも水分が多いものだ。夏の定番菓子として人気があるが、(略)水っぽく、やわらかい羊羹の意味合いが強く、今のように冷やして食べる涼しげなイメージはなかったと思われる。虎屋ほか一部の菓子屋で作られていたものの、『古今名物御前菓子秘伝抄』ほか、有名な菓子製法書にその名は出てこない。
 江戸時代の水羊羹は葛を使ったものが主流とされるが、量産化や品質管理の面から、昭和以降に寒天を使った缶入りやパック入りのものが開発され、夏の贈答にも利用されることが多くなった。抹茶、白餡、黒砂糖、桃、苺など、その風味も様々である。
 水羊羹は夏の季語になっているが、冬に水羊羹を食べる地域もある。福井県がその代表で、弁当箱のような四角い紙箱入りの黒砂糖風味の水羊羹が名物だ。口当たりも良く、さっぱりした感じで、冬の観光土産になっているという。これにならってか、近年冬に水羊羹を作る店も若干増えたようだ。

事典『和菓子の世界』中山圭子氏〜より「水羊羹」から紹介しました

Published by itouya on 17 6月 2010

和菓子の日

 6月16日は「和菓子の日」。この日は、平安時代に仁明天皇が蔓延した疫病を退けることを願い、元号を「嘉祥」と改めた日。当時「16」に因んだ菓子や餅を神に供えて「疫病退散」「健康招福」を祈ったといわれている。以後、後嵯峨天皇が吉例として行い、室町時代には年中行事として行われるようになった。江戸時代になると、幕府はお目見え以上の士分に大広間で菓子を賜った。これを「嘉祥頂戴」という。町方でも「嘉祥喰」といって、嘉定通宝16枚で菓子を求めて食すなど、健康を願う行事が浸透していた。
 和菓子に込められた日本人の心を感じながら、今日はご家族や親しい方々とともに健康を願って和菓子を食してはいかがだろうか。

 一つひとつに意味がある「菓銘」和菓子には、花鳥風月や四季などに基づいた「菓銘」がつけられている。

〔金鍔(きんつば)〕 鍔とは刀の鍔のこと。徳川5代将軍綱吉の頃、小豆餡をうるち米の粉で包んで焼いた焼餅が京都に生まれ「ぎんつば」と呼ばれた。それが江戸に伝わった時、江戸風の工夫を凝らし、銀よりも金が上というので「きんつば」になった。
〔桜餅〕 元禄の頃、向島・長命寺の門番で桜の落ち葉の掃除に終われていた山本新六という男が、桜の葉を塩漬けにし、小麦粉を溶いて薄く焼いた皮に小豆餡を包み、それを桜の葉でくるんで売ったところ大評判に。江戸名物となった。

朝日新聞2010年6月16日夕刊〜広告 食の記念日〔和菓子の日〕〜より紹介しました

Published by itouya on 03 5月 2010

銘菓「山さくら」


 本居宣長ゆかりの鈴をかたどった「山さくら」で、松阪のお土産でいただきました。松阪市愛宕町にある朝日軒さんの銘菓です。
餡は、白あんですが、小豆がはいっています。
 菓子箱の中に、「白餡に小豆を散らし「山さくら」と見なし名付たるものにして長期間の保存に耐へ且つ変味変敗の憂なく何時までも独特の風味を保つ故抹茶煎茶番茶の好伴侶として或は古事記傳を型どりし優雅なる箱に収め・・・」と記した店主著のカードも趣があります。

Published by itouya on 23 4月 2010

柏餅の季節

 和菓子店に柏餅ののぼりが目立ちます。柏餅について、「事典 和菓子の世界」中山圭子氏著 (岩波書店)より紹介します。

柏餅
 柏の葉でくるんだ餡入りの新粉餅。「こどもの日」(端午の節句)に食べる行事菓子の一つだ。
 柏餅は、江戸時代より江戸を中心に広まったとされる。柏の木は新芽が出るまで古い葉が落ちないため、子孫繁栄の意味があるといい、武家や町家では庭に植える習いがあった。こうした俗信から、柏餅が端午の節句に食べられるようになったともいわれる。
 錦絵にも柏餅を作る情景を描いたものがあるように、かつては家で作り、隣近所に配ることも多かった。小豆餡に加え、味噌餡のものも江戸時代から作られており、柏の葉の裏表で中身を区別していた。
 なお、九州ほか西日本の一部では柏の葉が手に入らないため、山帰来の葉で餅を包み、「柏餅」の名で販売する。山帰来は柏葉より小ぶりで亀の葉の異名をもつもの。柏餅のイメージも所によって違うといえそうだ。

「事典 和菓子の世界」中山圭子氏著 (岩波書店)
第一部 名称編「柏餅」より、本文を抜粋で紹介しました

Published by itouya on 19 3月 2010

成田空港にお茶と和菓子の店オープン

 成田国際空港会社は19日、空港の第1旅客ターミナル内に、お茶のセレクトショップ「Fa-So-La(ファソラ)ITOEN」を開業する。伊藤園と提携し、同社のお茶をはじめ、和菓子、民芸品などを販売。出国前の外国人観光客らの利用を見込む。
 店舗は第1ターミナル北ウイングの4階に設ける。店舗面積は約30平方メートル。取扱商品は伊藤園の緑茶、ほうじ茶、番茶のほか、同社がお茶請けに選んだ和菓子や洋菓子も販売。湯飲み、急須などの道具、浴衣、着物など、外国人客のお土産に人気の高い衣料品も扱う。
 営業時間は午前7時半から午後8時半。店内にはお茶の試飲コーナーも設ける予定だ。


日本経済新聞2010年3月18日〜日本茶ショップ 成田空港に開業〜より紹介しました

Published by itouya on 09 1月 2010

『雑穀とお米でつくるナチュラル和菓子』という本

『雑穀とお米でつくるナチュラル和菓子』(金塚和子著、講談社、1470円税込)
 雑穀、米、豆などを使って、カステラやどら焼き、団子やまんじゅうを作る。

(サイトより)人気の和菓子を「精製度の低い素材」を中心に使ってつくりました!お店では買えないからこそ、家庭で作る価値があるのです!
おはぎ/カステラ/だんご/どら焼き/まんじゅう/ういろう/かるかん/椿もち/大福/栗まんじゅう/浮島/ぜんざい/がんづき/花びらもち/蒸しようかん/そぼぼうろ/きなこすはま/せんべい/雪玉/おこし

この内容については
『雑穀とお米でつくるナチュラル和菓子』講談社

Published by itouya on 15 10月 2009

切腹最中

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 忠臣蔵にまつわる和菓子「切腹最中」です。中に求肥(ぎゅうひ)が入っているのが、食感と味わいにおもしろさを加えていると感じます。
新正堂

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