江戸時代から精算される青梅の沢井ゆず。香りが高く、肉厚な果実にほれ込んだ銀座の和菓子職人が、多摩地域の協力を得て新たなお菓子を作り上げた。「商品というより、みんなの思いがこもった作品」と胸を張る。全国の三越などで販売される。商品開発したのは、抹茶を使った練り菓子で有名な「銀座かずや」の古関一哉さんと実姉のあさ美さん。
 水あめをわらび粉で炊き、ぱりっとしたもなかで挟む「多摩ゆず最中」と、わらび粉で練り上げた「多摩ゆずわらび」の2商品(いずれも税込み367円)だ。甘さの中にも爽やかさが広がり、日本茶に合う。(略)

朝日新聞2013年8月1日〜ゆず和菓子多摩の味わい(石川瀬里氏による)〜より紹介しました

参考 銀座かずや