Archive for 6月, 2012

Published by itouya on 30 6月 2012

華正樓「チョコレート月餅」

 華正樓は、戦前の1939年に創業した、横浜中華街の中でも老舗の名店だが、今回、中国の代表的な菓子として知られ、同店でも人気の月餅から、新しい味の「チョコレート月餅」を発売した。このチョコレート月餅、実は昨年と今年、バレンタインデー限定で、大きなハート形で販売したが、好評だったので、ほかの月餅と同様に丸形にして定番化することになった。職人が一つ一つ手作りで作っている。
 「チョコ月餅」らしく、表面も黒いが、この色は、小麦粉ベースの生地に糖分が入っていないココアを練り込んで付けたという。餡の方も、白餡にガーナ産のカカオを混ぜて、黒くしている。カカオにもサトウは入っていないので、チョコ味とは言っても、甘さは抑え気味で、大人の味に仕上がっているのが特徴だ。1個315円で、横浜中華街の店舗のほか、高島屋横浜店など神奈川県内や、都内の百貨店で扱っている。地方発送もしている。

読売新聞2012年5月2日〜銘品のこだわり「甘さ抑えた大人の味」〜より紹介しました

参考 華正樓

Published by itouya on 23 6月 2012

いがまんじゅう

あんこが入ったまんじゅうに赤飯がのっている。埼玉県北部の羽生市や加須市などに伝わる郷土料理「いがまんじゅう」だ。「別々に食べればいいのに」と思う人もいるだろう。
 しかし、食べると、もちもちと赤飯と、柔らかな饅頭の対極の食感が不思議とマッチングしている。あんこの甘みが赤飯のうまさを引き立てる。農林水産省の郷土料理百選にも選ばれている。
 名前の由来は、見た目が栗のイガに似ているからというのが通説らしい。昔は田植えのあとや夏祭りといった大切な日に作って食べたという。最近では一年中、和菓子店などで手に入るようになった。(略)
 いつごろから食べられているかは定かではない。(略)いがまんじゅうをまちおこしに使っている羽生市。まんじゅうの顔に赤飯をのせたゆるキャラ「いがまんちゃん」を誕生させ、PR役を託している。

朝日新聞2012年6月15日〜いがまんじゅう(今井由紀子氏による)〜より紹介しました

Published by itouya on 15 6月 2012

川本喜八郎さんギャラリー「渋谷ヒカリエ」に

NHKテレビ「三国志」「平家物語」の人形制作を手がけた川本喜八郎さんのギャラリーが、複合商業施設「渋谷ヒカリエ」の8階に開館した。中国の英雄豪傑や日本の武将らの人形を見ようと、連日、多くのファンでにぎわっている。
 人形美術家やアニメーション作家として活躍した川本さんは、生まれも育ちも渋谷区千駄ヶ谷。アトリエも同地にあった。「三国志」(82〜84年)の人形は放送終了後、「川本喜八郎人形美術館」(長野県飯田市)に納められた。区の依頼を受け、川本さんは改めて「三国志」の人形140体の制作に着手したが、48体を作ったところで亡くなった。区はヒカリエでの区民サービスセンターなどの施設整備に伴い、川本さんのギャラリーも開設。今月4日オープンした。現在のところ「三国志」から劉備、諸葛孔明、曹操、「平家物語」(93〜95年)から、平清盛、忠盛、源頼朝など、計約30体を置いている。(略)

朝日新聞2012年6月15日〜川本喜八郎さんギャラリー人気(大室一也氏による)〜より紹介しました

Published by itouya on 07 6月 2012

「京ばあむ」

 

京都宇治抹茶と豆乳のバームクーヘン。パッケージをあけた時に抹茶の香りが漂う。色合いも鮮やかで深い緑(抹茶)と豆乳の薄いイエローが美しく重ねられている。はんなりと、京都の味。