Published by itouya on 27 2月 2013
小布施堂の「まろやかのこ」
長野県小布施町は栗の産地。当地の菓子「栗鹿ノ子」は、栗だけで練り上げた栗餡に大粒の栗を加えた栗きんとんだ。1900年創業の小布施堂は、この栗鹿ノ子の甘さを抑えて、なめらかにした新商品「まろやかのこ」を昨年10月に発売した。
栗鹿ノ子をパンに塗って食べていた人の要望から開発された商品で、栗と砂糖のみで作るのは栗鹿ノ子と同じだが、塗りやすいようなめらかに仕上げられている。甘さを控え栗の風味を増したうえ、固形の栗も入っているのでホクホクとした栗の食感も楽しめる。
収穫した栗をその日のうちに煮て裏ごしし、さらにペースト状になるまで数時間煮詰めている。そのまま食べるのもよいが、パンやクラッカーにのせたり、アイスクリームに加えたりと、様々な食べ方が楽しめる。1個(110g)945円、2個入り1890円。長野県内の直営店3店のほか、東京・日本橋三越本店でも取り扱っている。ネット、電話でも注文できる。送料は別途必要。
読売新聞2月27日〜銘品のこだわり「パンに塗る栗きんとん」〜より紹介しました