新宿の某スーパーで販売していました。
名古屋の遠州屋さんの商品です。
羽二重餅で黒豆入りというのに惹かれておやつに購入しました。
ちなみに羽二重餅とは、

 羽二重とは、薄手で艶がある上等の絹布をいう。江戸時代には「羽二重ずれ」が「羽二重の着物を着なれてその価値を忘れること」、あるいは「上品な風体ながら世間ずれしていること」の意味になるなど、高級品、質の良さを表す言葉としてよく使われた。「羽二重肌」は、なめらかな白い肌、「羽二重餅」なら白玉粉などで作るやわらかくきめの細かい上品な持ちを指すという具合だ。
 現在も福井県を代表に、羽二重餅を作る店は各地に見られる。餡なしで短冊形に切ったもの、抹茶や白餡を入れたものなど、味も様々だ。羽二重という、ふっくらとした優しい語感も、耳に心地よい。

以上、羽二重餅『和菓子の世界』中山圭子著 岩波書店 より、紹介しました