東京書籍 新しい社会「地理」に、長野県飯田市についての記述がありました。一部ご紹介します。

 飯田市は、高速道路の開通以前は、地域の中心都市でありながら交通が不便なところでした。そのため、近くの病院で処置がむずかしい場合は、松本市にある医療設備の整った病院まで3時間以上かけて患者を搬送していました。しかし購読道路開通後は、1時間半で搬送することができるようになり、また緊急に輸血が必要な際には、高速道路を使ってすばやく血液を取り寄せることも可能になりました。近年では、高速道路だけでなく、災害救助用のヘリコプターを利用して、100km以上もはなれた病院まで30分で患者を搬送することも行われています。(略)
 なお、南信濃村は飯田市と2005年10月1日に合併しました。合併にともなって地域医療のあり方も変化することが考えられます。

以上、教科書(P206)より紹介しました