銀座コージーコーナーは、北海道産小豆や京都の宇治抹茶を使った和風スイーツの販売を開始した。わらび餅や白玉を使い涼感を演出。20〜40代の女性客の購入を見込む。生クリームとの愛称が良いというパック入り緑茶「パティシエの選んだ緑茶」も夏季限定で発売した。
 和風スイーツ第1弾は全国の店舗で8月18日まで販売する。抹茶ムースと黒糖わらび餅を、豆乳入り生クリームで覆って籠に盛った「おぼろ宇治抹茶」(880円)や、ほうじ茶ゼリーを使った「香ばしほうじ茶」(450円)など4品。ロールケーキ「もっちり和味ロール」(1680円)は9月30日まで扱う。
 第2弾として、8月19日〜9月30日まで、和菓子に使われる砂糖、和三盆を生クリームやムースに使った「和三盆とわらびもち」(450円)など3品を投入する。
 緑茶は、同社のパティシエが試作品を食べるときに緑茶で口の中をリセットすることから着想して作った。ぐり茶をメーンに、さっぱりとした渋みのある味に仕上げた。180ミリリットル入り120円で、9月30日まで。

日経MJ 2011年7月20日〜コージーコーナー 和風スイーツ涼感打ち出す〜より紹介しました